1-2, 環境変化の基本認識としての乱気流環境

企業は乱気流環境にとり囲まれています。乱気流の特徴は、不確実性と不透明性にあります。それは、我々が経験したことのない変化に日々直面することを意味します。異質な事象の発生や予測を超えた不測事象の発生など、非連続性が高まっているのが現状です。

乱気流環境の特徴を、H.I.アンゾフは下図のとおり、5つ抽出しています。このうち3つ以上該当すれば、すでに乱気流状況にあるか、近い将来直面するということです。

環境状態が現状延長型か不連続型かで、適応のしかたが変わってきます。戦術レベルで事足りるのか、それとも戦略的に適応しなければならないのか、状況次第で、自社の資源配分が決定づけられます。

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