3-3, 戦略的マイオピア

マイオピアとは近視眼的ということです。近視眼では企業経営は立ち行きません。これを意識的に脱することが“戦略的マイオピア”です。ここで大切なことは、表面的な状況に左右されることなく、本質を見据える意識です。

脱-近視眼という意味では、自社都合の考え方をいったん脇に置き、環境の側からものごとを見つめ直すことがカギになります。「自社の成功をいかに最大化す るか」という従来型のマーケティング発想から、「どんなビジネスに関わるべきか」という自社を外側から見つめる視点への移行です。

戦略的マイオピアとは、環境の側に立ったアプローチを基本とします。これが戦略的セグメンテーション、後述の戦略的事業領域 SBA(Strategic Business Area)という理解に繋がっていきます。新たな成長機会を捉えることと、SBAを見定めることはイコールであって、いずれも外部目線を注視するものです。

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