4-3, 将来のSBA戦略的事業領域の判断

自社の事業領域を見直すためには、環境予測において、乱気流の水準を適正に評価することが必要です。
図表4・2では、評価項目として11の観点を提示しています。項目ごとにポジショニングを選択し、それらを折れ線で描き出すことで、全体のプロフィールが表現できます。

統合されたプロフィールの中央値が、向き合うべき乱気流水準と戦略水準です。これは同時に、戦略的事業領域の特性判断、連続性/不連続性も判定することができます。

探求的水準以上が不連続であり、SBAの見直しが求められます。さらに内訳として、探求的か創造的かでSBAへの対処法が変わります。

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水準を定めた後の対処では、図表4・3の「戦略的な推進力」に考え方が整理されています。
繰り返しになりますが、戦略ビジョンの構築するうえでの第一歩は、戦略的事業領域の設定いかんに懸かっており、この「戦略的セグメンテーション」が将来に大きく影響します。

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