チェンジ

基準を切り替える
分かりやすさがすべてに優先するとは限らない。AかBか、いずれかを選べという単純図式はむしろまれなのかもしれない。二者択一ではなく二者両得は可能か。どちらかではなく、次元の異なる第三の方法はあるか。安易な効率化は思考停止を招きかねない。割り切りの論理だけではなく、思考の切り替えの柔軟性と余裕が差異を切り拓く。

軌道修正できるか
間違えないという過信と、間違えたのなら真摯に改めるという姿勢では、結果が大きく異なる。前提がずれていては、どんなにいいプランも単なる張りぼて、砂上の楼閣にすぎない。前提を疑い、常日頃から前提の可否を見直す習慣が、信頼を得る行動を醸成する。

勝ち続けるのが最善ではない
負け上手が生存競争には欠かせない。競争では勝つことがあたりまえの目的になっているため、負けることを想定することは存外困難である。しかし永遠に勝ち続けることはできない以上、いかに負けるか、上手に負けるかが実は総合的に見たときに肝となる。