コンセプトに必要なものは何か。それは「見通し」のよさに尽きるだろう。趣旨が明快であること、論旨が直截的であること、そして具象化による可視性の高さが条件となる。いわば「太く短く」ということだ。
最も避けるべきは、あれもこれもと欲張ることで総花的になり、あいまいさに主旨が埋もれてしまうことだ。
これを本質などと言えば、聞こえはいいが、一歩間違えると絶対的な位置づけは盲目を招く。ゆえにコンセプトたるものは、できあがったものではなく、つくりこんでいくものとの認識が妥当だろう。出発点ではアウトラインを示し、想起させるだけでいい。その中空のものに中身を詰め込んでいくのがプロセスだ。
さらに言えば、そのプロセス次第で、初期設定のアウトラインはある程度の揺らぎを吸収できるくらいの緩さが望ましい。それがむしろ乱れではなく成長のあかしなのだ。
コンセプトの由来は、ラテン語の「con(しっかりと)+capere(つかまえる)」なのだそうです。 いうまでもなくコンセプトは考える行為の肝であり、料理にたとえるなら調理にあたります。
情報源: アイデアは天才でなくても生み出せる。考えるための基本フレーム「リボン思考」とは? | ライフハッカー[日本版]
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